体がだるくて重い〜腎からのアプローチ・睡眠編〜
「朝だるくて起きることができない①」でもお話ししましたが、このような症状を東洋医学的に見ると腎の弱さがある場合があります。
東洋医学でいう腎は西洋医学でいう腎臓とは少し違い、尿を作るところ、などの泌尿系のコントロール以外に「生命エネルギーを収納するところ」という捉え方もします。
なので、生まれつき、または生活習慣の乱れ等によりこの腎のエネルギーが少なくなってくると非常に疲れやすく、やる気がなくなる、めまいなどの症状も出現します。
また、腎は夜に働き、体を修復してくれる作用があるので、夜更かしなどをせずしっかり体を休めて腎のエネルギーを回復させることが大事です。
東洋医学的に夜は午後9時から午前3時まで。
ですので、夜の9時までには部屋を真っ暗にして、布団に入れば腎がしっかり休める事になります。
またその時点で副交感神経を優位にさせておくとスムーズに眠りにつくことができます。
具体的には、
🌿布団に入る直前に暑すぎるお風呂に入らない
🌿気分を落ち着けるアロマを使用する
🌿瞑想する
🌿寝る前(だけでも)楽しいことを頭に浮かべる
などを行うことも効果的です。
また、よく言われていることですが、
🌿眠る2時間前にはブルーライトを浴びない(スマホやTV、PCを見ない)
🌿眠る2時間前には食事を済ませておく
などの生活上の工夫も大切になります。
とはいうものの!
「夜早い時間は全く寝付けない。」
「夜は元気になるし少しでも何かしたい。」
なんていうことがあったり、また今は小学生も高学年になったら塾からの帰宅が9時半なんてことが普通にありますよね。
電気などがなく、日が暮れたら真っ暗で何もできなかった時代に比べ、生活様式がこれだけ変わったら
「9時までに寝ましょう。」
「寝る前スマホを見るのをやめましょう。」
というのは簡単なことではないかもしれません。
でも、夜眠れないというのは、色々なこと(ストレス、思考、身体的なことなど)が重なっているのでここで深く言及するのは避けますが、理由はどうあれはっきりしていることは、
「人間の基本的な体の仕組みは電気のなかった時代から変わっていない」
ということです。
また、東洋医学は自然の摂理に沿った養生法を行うと体をいい状態に保つことができる、という思想が根底にあります。
腎の時間は夜9時から朝の3時でした。
ということは、昼夜逆転生活で朝方3時に眠りについたとしたら、体は全然休めていないことになります。
また、何かをしたい場合には夜は寝て、朝5〜6時頃に目覚めて活動すると自然の摂理に沿った生活=体に負担のかからない生活ができる事になります。
こういった生活を整えるということは当たり前すぎて軽視されがちですが、ここを整えないで薬だけに頼っても根本解決にはなりません。
🌿自然の摂理や体の仕組みを知ること。そして、それを軽視しないこと。
不調があり、それを変えたいと思うなら、やはりご自分の生活に向き合い、最初から完璧を求めず、ご自身のできる範囲ことから始めることが大切になります。
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